IT業界は、比較的高収入なイメージがあるかもしれませんが、エンジニア全員が何千万円と稼げるわけではありません。高額年収を得るエンジニアになるには、実務経験を得て特定の分野のスペシャリストになっていることが重要です。目安として、5年以上エンジニアとして働くと高額収入を得るための経験を積めるでしょう。
大手企業の上流工程で働くのも、高額年収を得るエンジニアになるために役立ちます。外注の場合、予算は決まっているため上流工程の方が費用が高く、下流工程であればある程外注費用が低くなり従業員のもらえる給料も低くなります。
上流工程はクライアントから開発するシステムを決めたりスケジュールを考えたりするため、プログラミングスキルだけでなくマネジメント能力やコミュニケーション能力も必要です。
若手の間は技術を磨くと年収がアップしますが、ある程度経験を重ねたエンジニアには、先ほども紹介したマネジメント能力やコミュニケーション能力が欠かせません。
技術を磨くことも大事ですが、年収アップという観点からは技術力以外の能力も必要です。平社員のままでいるのではなく、プロジェクトを任されるような管理職を目指しましょう。
企業で雇われて働くのではなく、フリーランスになるのも高額年収を得るために有効です。サラリーマンは毎月の給料が決まっているので、特別な報酬があっても給料を増やすのは簡単なことではありません。しかし、案件ごとに報酬が決まるフリーランスは単価が高い仕事をすればするほど多くの報酬を稼ぐことができます。